会社員から無職、そして旅人になるのに必要な14のこと
- Kohei
- 2018年6月13日
- 読了時間: 11分
どーも、こーへいです。
出発前、やるべきことが片付いてきたのでブログ量産体制です。せっかく体験したことなので記事に残して少しでも誰かの為になれば嬉しいです。
今回は会社員が会社を辞めて、再就職せずに無職となり、さらに1年以上の海外旅に出る方に参考になる内容です。どんだけニッチなターゲットやねん!という総ツッコミが飛んできそうです。
結構手続きに時間かかったり、やっとけば良かった!ってことや、他の人のブログ見て知って助かったこともいっぱいあったので、参考にして頂ければと思います。
ターゲットが狭すぎるので、多少ふざけつつ書きますがお時間のある方はお付き合いください。笑
各項目で興味のないゾーンはどんどん飛ばし読みしてくださいね。

①退職手続き
まずは”辞めます”と会社に意思を伝えるところからスタートです。
いつ頃までに言うか、、という議論はいつの時代も尽きませんが、法律的には2週間、会社の規定があればそれに沿うようにはすべきですよね。僕の場合は辞めることで代わりの方が引っ越して働くような環境でしたので、働き納めまで2か月半、そこから有休消化して退職させて頂くようお願いしました。
会社と話がついて退職が決まれば”立つ鳥跡を濁さず”やるべきことをしっかりやりきって、引継ぎなんかをして、お世話になった皆さんに感謝して働ききるのみです。
社外秘の資料なんかもしっかり返却・処分を早めにしておかないと、僕みたいに家で夜な夜なシュレッダーしまくるの刑に処されるので計画的に。笑
ま、この辺の話は簡単で良いですよね。笑
僕の場合は、地方に転勤していたのでこの後引っ越しがありました。
実家に戻る場合荷物が溢れて大変です。しばらく海外行くのであればいらないものも早めから処分開始すべきです。僕はありがたいことに会社の方々に無料でプレゼントしまくって受け取ってもらえました。
引っ越し費用は距離・時期によってそこそこかかるので事前にお金の用意をしておかないと悲しくなります。笑
僕は山口→京都間で10万ほどでした~!
②クレジットカード作成
これは重要なミッションです!
当たり前のように会社員してるほど気付かないですが、定職がある=信頼がすごいです。働かざる者食うべからず。働かざる者クレジットカード持つべからずです。
なのでクレジットカードの作成は絶対に退職前に!有休期間中でも滑り込みセーフです。
僕は引っ越ししたので職場と住所が全く違ったのですが、問題なくほとんどのカードの審査を通りました。1つだけ鋭いカード会社ですね、わざわざ電話がきて「職場と住所全然違いますけどこれは何か?」と聞かれたので「あ~いま在宅勤務なんですよね」と用意していたセリフをサラッと放ち回避しました!有休消化で自宅警備してるおれの勝ち!笑
世界一周ブログ書いてる方がおススメのクレジットカードたくさん書いてるのでそちら大変参考になりました。
ちなみに僕は調子に乗って5枚も新規作成してしまいました。
海外に持ち出すのは「セディナカード」「楽天プレミアムカード」「アメリカンエクスプレスカード」「P-one wizカード」の4枚の予定です。
カードの紹介の仕方が分からないのでリンクなど貼れませんが、長期の旅人にとってセディナと楽天は必須のようです。
「P-one wizカード」は皆さんにおススメです。どんな買い物でも請求時に1%引になります。ポイント還元率は少ないですが、現金値引きがありがたい!
③源泉徴収をもらう
会社から辞めた後に源泉徴収票をもれなくもらっておきましょう!後から発行してくれる会社とそうでない会社があります。無職の場合、年度末に確定申告を個人でする必要があります。その時に源泉徴収ない!!って絶対なるのでこれは忘れずゲットです。
④厚生年金から国民年金への切り替え
さて、会社員からいち個人になった今国民の義務が「おーい!おれだよ!きたよー!」と言って迫ってきます。
そのひとつが国民年金です。
会社員時代は厚生年金として会社がその半分を負担する形で給与から天引きされます。
厚生年金は所得によって変わりますが、国民年金は一律の金額。平成30年は16,340円。これを毎月納めるために手続きをします。
手続きは簡単。退職した日から14日以内に役所の年金窓口へ。「厚生年金から国民年金へ切り替えをしに参りました」と告げます。持参物は”年金手帳・印鑑・退職日が証明できるもの・身分証明書”の4点。
年金手帳どこやねん!ってなると思います。笑
ほんで僕は忘れてて14日過ぎてましたが何事もなく手続き出来ました。
手続きが終わると、京都の場合は該当の年金事務所から納付書と口座振替票が届いて支払いという流れになります。退職した月分から早速支払い必要なので要注意です。
⑤社会保険から国民健康保険へ切り替え
保険も国民には入る義務があります。旅立ちまですぐやし病気もせんから入らない!とかはなしみたいです。
この手続きも国民年金と同時に役所の保険窓口で出来ます。
ただこの国民健康保険は一律料金じゃなく前年の所得から割り出されるので高いです。僕の場合は月4万超えてました。
第二の策は、働いていた会社で入ってた保険を任意継続することが出来ます。この場合の保険料は要問合せですが、僕の場合2万程度安い25,000円程度だったので喜んで任意継続を選択。最大2年まで継続可能です。
なので国民健康保険へは切り替えてないのでやり方分からず割愛します。
⑥住民税の支払い
お金の話ばっかりですね。笑
次は住民税の手続き。これも給与天引きされていたもので、前年の所得から算出されます。なので直近までの支払い金額と変わらないかと思いますが、あくまで前年の収入から計算されるので稼いでいた人ほど無職の1年間はかなりの金額の支払いが待ってます。
住民税は6月が支払いの起点となるので、退職時期によって支払い方法が変わります。退職前の最後の給与からまとめて天引きされる or 通常通り毎月支払いのどちらかになります。僕は2018年分の支払いを一括で昨日済ませたのですが30万超えでした。高いよー。。
⑦確定拠出年金の切り替え(入ってる方のみ)
会社によって確定拠出年金をやっている会社とそうでない会社があります。将来もらえる積み立て・運用型の年金です。やってる会社だと強制で始まるのでよく分からないうちに運用されてます。これを企業型から個人型へ切り替える必要があります。これを忘れてるとせっかく会社が出してくれてたお金が管理費として減っていきます。個人型は運用会社を自由に選べるので自分で調べて決めます。
関心のない人は極力管理費の安いところがおススメのようです!
調べて・決めて・申込書請求して提出までは1週間程度あれば完了します。関心のない方は調べるのと決めるのが訳わからず1日くらい時間かかるかもです。
⑧ハローワークに行って失業保険をもらう
これは僕はやっていないので詳しく分かりませんが、一定条件満たすとお金もらえるみたいです。笑
ここまでお金払うばっかりでしたが、ついにもらう番が来ました!
調べると基本的に退職日から3か月目から失業手当がもらえるようですが、僕の場合その頃には出発してるので行きませんでした。
辞めてから3か月以上日本にいる方はぜひ活用すべきシステムです。
⑨車の売却と保険の解約(ある方のみ)
長期間旅に出る方は車の処分も検討必要です。
加えて手放した場合、任意保険の解約手続きも忘れずに必要です。この時、”中断証明書の発行”を忘れず行うべきです。
「しばらく車乗りませんけど、また将来乗るので保険の等級はそのままにしててちょーだい!」というやつみたいです。
ネットか電話で解約手続きする際に「中断証明書発行したいです!」と言うと、手紙が送られてくるので記入して返送するだけで完了です。
⑩パスポートの有効期限確認
ようやくこのブログも旅人ゾーンに突入です!長い!笑
旅に出るにはパスポートが必要です。持ってない方は取りにいきましょう。最短でも1週間ほどはかかるので早めに動きましょう。
持ってる方は有効期限が旅に対して足りてるか確認しましょう。国によっては入国時に残存6か月必要というような国もあります。なのでギリギリ足りるって方は旅の終盤で入国拒否を食らう可能性があります。少なくとも予定している旅の期間+6か月以上はあるようにしておくべきです。
期限が1年を切ってる方は再申請することで新しくパスポートを作り直せます。
が、1年以上ある場合は再申請のハードルはなかなか高いです。僕たちのような世界を漂う放浪者は危険人物ですから笑
良いのか分かりませんが裏技を編み出しました。
このパスポートが出来上がってやっと旅の予約が始められます。
航空券・ビザ申請・海外保険すべてにパスポート番号が必要です。再申請するとパスポート番号は変わるので手続き大変です。パスポート関連も早くにやるにこしたことはないです。
⑪予防接種
行く場所・期間によりますが、必要な方は予防接種の準備をしましょう。
ワクチンの種類によっては最大1か月程度時間がかかります。黄熱病のような生ワクチンは接種後4週間次のワクチンを打てないというルールもあります。
また、黄熱病ワクチン接種者にはイエローカードという証明書が発行され、それがないと入国出来ない国がアフリカ・南米にはあります。
⑫海外旅行保険
これも行く場所・期間にもより任意加入です。健康で怪我・病気なく旅を続けられればいらないですが、もしもの時にあると安心です。
不意の骨折や盲腸、はたまた予防接種で防ぎきれない重篤な病気にかかった際に治療費を保証してくれます。僕は2年間で36万の保険に入りました。普段日本では3割負担で高等な治療を受けれるのに保険の効かない治療ほど怖いものはないです。アメリカで盲腸治療をした場合500万以上かかるとか。。
海外旅行保険専門に取り扱ってる会社もあるのでぜひ調べてみてください。
これは手続き開始から完了まで1~2週間くらいです。出国の航空券予約してからの方が手続きスムーズです。
⑬携帯電話契約変更
海外渡航中のケータイをどうするか問題です。
そのまま?休止?解約?
僕は解約をしてしまって、その端末(iPhone)をSIMフリー処理して持っていきます。SIMフリー解除は対象端末ならば各社可能なようで、方法によって金額はまちまちです。
僕はソフトバンクショップでやってもらうので3,000円かかります。
SIMフリーにすると、他国でSIMカードを購入して差し込むだけでその国でケータイ使用可能です。必要な国だけ買って使っていこうと思います。
短期間の旅の方は、契約したままWifi以外使わない作戦、グローバル携帯みたいなやつで使うという作戦もできます。
また休止サービスもあって、月数百円で契約を休んでくれるみたいです。興味あるので明日ソフトバンクで詳しく聞いてみます。
⑭住民票の海外転出
さぁいよいよ大詰めです。
1年以上旅に出る方は住民票を海外に移すことをおススメします。
国籍は日本からは変わりませんが、住んでるところは日本外ですよ、という状態になります。こうすることで日本国民としての義務がたくさんなくなります。上に書いた④国民年金⑤国民健康保険⑥住民税の3つの支払い義務から解放されます。
僕の場合だと3つ合わせて1年当たり86万円の支払いがなくなります。でかい!
ただし住民税に関しては1月1日時点で日本に住民票があれば支払わなければいけないので今年分は支払い必要です。来年はなしです。あと将来年金が減るのが嫌な方は国民年金の任意加入が可能です。僕は払いたいので口座振替手続きをしました。
海外転出手続きの様子は別記事にも書いてるのでご覧ください。
この最後に役所に行く時の注意点!
出国の2週間前から手続き可能。
マイナンバーカードか通知カード持参。一旦カード使用不可になって、また帰国した際は同じ番号で再発行してもらえるとか。
パスポートの盗難や紛失をした際に戸籍抄本が必要みたいです。この時に一緒に取ってしまうことをおススメします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ちょっとした小論文ぐらいは書いたんじゃないでしょうか。笑
無職になるにはそれなりのミッションをクリアする必要があります!それでもなりたい、旅をするんだ!という方は多少参考にしてもらえたらなと思います。
僕はいまかれこれ3か月ちょっと無職です。笑
転勤で会えなかった人と遊んだり、バイクや船の資格を取ったり、まぁほとんどの時間は遊んでましたが、意外とマジメに無職→旅人になる準備をしてました!
よーし、あとは明日時間作って、いない間の部屋の片づけと、旅に持っていくものブログ書くぞー!
長文お付き合いありがとうございました!
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