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  • 執筆者の写真Kohei

オールドダッカで大スターに早変わり


さて、バングラデュの観光スポット、オールドダッカ観光の続きをどーぞ!



バスの車掌vs乗りたい客との口論のようなやり取りを経て無事バスに乗り込み、さらに2件の衝突事故を経て辿りついたオールドダッカエリア。



手始めに向かったのはニューマーケットという買い物スポット。僕はお土産用に集めてる国旗のピンバッチを、ユウくんは壊れたてのゴープロを探しに見て回ってみた。


ゴープロは家電屋自体がなく見つからず、ピンバッチがありそうで見つからない。大体はお土産屋さんか本屋さんにあるんやけど見つからない。



そんなこんなで諦めかけてたら話しかけてきたひとりのおじさん。日本人の案内を何回かしてるから欲しいもの探してあげるよと言う。



国旗のピンバッチを買いたいんだけどこの辺で売ってそうなとこある?と聞くと


「オッケー!あるからついてきな」


言われるがままについていくと途中で


「おっと、この前日本人がこの紅茶を喜んで買っていったんだけど、どうだ?匂いかいでみるか?」



きたわこれ。怪しいと思ったらインドの輩の手下やなこいつ。笑



すかさず、紅茶はいらんくて、ピンバッチの店知ってる?知らんかったら自分で探すからええよ。


「いや知ってる任せろ!こっちや」


ついていき歩き回ること30分以上。どこの店もない。出てきたのは国旗のでっかい旗・国旗を持った動物の置物。



そして最後に出てきたのは国旗っぽい感じの色合いの服のボタン。



百歩譲ってこのボタンでもええかなと思って、いくらなん?って聞いたら5,000円。



アホかー!!笑



相場は300円までじゃいー!!笑



とんだ茶番劇でした。



その様子をユウくんが一部動画にしてくれてるのでリンク貼っておきます。良ければご覧くださーい!





気を取り直して次に向かったのは、地球の歩き方などでオススメ度の高かったスターモスクへ。

モスクとはムスリムの人がお祈りをする集会所のこと。キリスト教でいう教会。



大理石の床の広場の真ん中に星型のモニュメントがどーんとあってフォトジェニックな場所・・・のはずが行ってみると大理石の上にゴザ!!空にはピンクのシート!!





これ地蔵盆の時に準備するセットやん!!



全くカメラのシャッターを切る気がなくなってしまいました。。


原因は毎週金曜日はお祈りの日で多くの人が集まるモスクのため、その準備がしてあったのだ。。



タイミングぅぅー!!



せっかく来たのにがっかりで帰るのはもったいない!



ということでモスクの中に入って、実際のお祈りに参加してみた。


お祈りの様子は、まずテープなのかどこかとの中継なのか分からないが、おそらく偉い人がずっと話しているのを皆さん床に座ってじーっと聞いている。たまにうとうとしてたり、せわしない子供もいたりで、ゆるい雰囲気。



ただ、僕らは人種も違えば服装も全く違い明らかに異質だったのでじろじろ見られてしまった。なんか悪い気がしたので途中で外に出た。



外に出るとヒマそうな子供たちと仲良くなった。



しばらくしてその偉い人の話が終わると、掛け声と共に各々お祈りを始める。立って一礼した後、土下座のような恰好で地面に頭を2回擦り付けるのがワンセットのようで何度もそれを続けていた。


またしても旅の中で現れる宗教というテーマ。


日本人は宗教に鈍感で自分がなんの宗派かも知らない人は多いし、寺も神社もお構いなしにお参りし、クリスマスを盛大に祝う。



バングラのほとんどの人はムスリム、いわゆるイスラム教。日本人からすると非常に印象の悪い宗教だ。聞いた話ではムスリムの教えのひとつに「旅人に優しくせよ」というものがあるらしい。そうすれば来世が幸せになるといった教えのようだ。実際優しい人にたくさん出会った。道に迷っても一緒に案内してくれるし、騙されたりぼったくられるようなこともほとんどなかった。迷惑だったのはピンバッチのおじさんぐらい。笑



宗教は生きる上での指針であり、むしろそれがないと物事の判断基準がなくなってしまうのだと思う。日本は親の教えがあり、学校で道徳を習い、バチが当たるとかっていう迷信があり、音楽や本やテレビから色んな人生の生き方や価値観を得られる環境にあるから、たとえ宗教の教えがなくても強く・全うに生きられるんだろうなと思う。その分そういった環境にうまく巡り合えなかった人には日本は少し生きにくい国なのかもしれない。



さ、話を切り替えます。



突然ですが、東南アジアあるあるのコーナー!


こういうのも挟んでいきますよ。笑



題名「イメージ通り」



重い荷物、頭に乗せがち。


しかもこの半球のカゴみたいなやつ、ちゃんと頭入れるところへこませて布でクッションにしてたりする。笑



次。




題名「誰が買うん?」



だいたい満面の笑みで「いかがっすかー?買いますか?」的な感じで寄ってくる謎の玩具売り。


いや、お祭りでもサーカスでもないのに浮かれてこの風船買うやついる?笑



しかも観光客絶対いらんやろ。笑


目の前で買ってる人は見たことがありません。でも彼らは今日もへこたれず笑顔で売り歩いていることでしょう。




はい、では本線に戻ります。



モスクに行った後、そういえばムスリムの服がやたら似合ってるおじさんめっちゃかっこええやん!ってなり、道端で歩いてるかっこいい人と一緒に写真撮ってもらうお願いをしてみることにした。



かっこいい条件は①上下白のムスリム服と帽子②いい感じの長さの白髭③優しそうな雰囲気。この三拍子が揃ったおじさんと撮った写真がこちら。




しっぶ!かっこよすぎ!!



勢いあまってはしゃいでたら、別のおじさんに「おれとも撮ろうよ」と逆ナンされて撮った写真がこちら。



だれー!!メガネ曇りすぎ!優しそうな雰囲気しか条件満たしてません!!笑


このおじさんは満足げにどこかに去っていきました。




次に向かった、というかたまたま見つけたのがピンクパレスという名の博物館。下調べでは出てこなかったのにここが一番きれいやった。



ここでこの旅最大のモテキ到来!!!



なぜか日本人の僕らふたり大人気で小学生から高校生ぐらいの男の子たちに一気に囲まれる。男の子オンリー。とにかく一緒に写真が撮りたいと。



まぁ、べつにええけど。笑



と思ってたら写真待ちの列が出来るわ、声かけるの恥ずかしくてモジモジしてる男の子もいるわ、「ホンダに似てるね!サイコー!ふー!!」とか言っちゃってるわ、大フィーバー!笑





最終的にピンクパレスのメイン階段の前で集合写真みたいになってもーた。


なんか大スターになった気分。



観光客が少なくて珍しいことと、人懐っこい性格から、こういう風にスター気分を味わえる国バングラデシュ。ぜひそんな体験をしてみたい方は足を運んでみてください。



満たされた気持ちでその日は二人とも宿に戻り、翌朝僕は空港に向かい次の国中国へ。ユウくんはバスでインドへ向かった。


ユウくん楽しい時間をありがとう!ゴープロ無事に買えて良かったね。またどこかで!




Trip date : 2018.7.20

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