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ネパールでクレジットカード保険を使って病院に行きました

  • 執筆者の写真: Kohei
    Kohei
  • 2018年9月10日
  • 読了時間: 6分


ついに体が根を上げました。。。



1週間経っても止まらない咳


数時間に一回襲う胃の痛み



3日間様子見で我慢してはみたけれど、状況変わらないので決心して病院に行くことにした。


咳はまだしも、胃がこんなに痛くなったことは日本でもないからどうしたものか。。



8月に一時帰国するまでは、クレジットカードの保険で病気の治療が受けられるように準備はしてあった。

備えてはいたけれど実際使おうと思うとどうしていいか分からない!


日本でも病院なんて滅多に行かないから軽視してたなぁ!



そんな人ほどいざという時に困るので、事前に手続き方法を調べておく方がいいかも。

短期の旅行でも使えるので知ってるのと知らないのとでは大違い。




僕のクレジットカードは方法が2種類。


①クレジットカード会社に電話して、キャッシュレス診断が出来る病院を手配してもらい、そちらに行く


②自分で探した病院に行き、お金を立て替えておき、帰国後クレジットカード会社に連絡し返金手続きをする



①のやり方が出来れば金銭的負担もないし、安心できる病院を見つけてもらえる。遠くても病院までの交通費も出るし、場合によっては通訳をつけてもらえることもあるとか。

英語で細かい症状伝えるのも不安があるし、安心なのでこっちでやる方法で調べてみる。



が、問題がひとつ。日本に電話をかけなければいけないということ。

日本への国際電話は膨大な値段がかかる。さらにネパールではSIMを買ってないので自分の携帯からも発信が出来ない。



ならばホテルの電話を借りて、受け手側が通話代を負担するコレクトコールで日本に連絡しよう!


そう思い、ネットでコレクトコールを調べると…ネパールはコレクトコールやってません…!



あかん、詰んだ。



コレクトコールが出来る国、出来ない国の一覧を事前に調べておくのも大切みたいです。




↑この一覧表の「海外からのお問い合わせ番号」が未入力の国は使えないようです。



これで便利で安心なキャッシュレス診断は出来なくなったので②の自力作戦に切り替え。



ホテルの人に近くの病院を聞き、徒歩で向かうことに。

ネパールのタメル地区からは徒歩10~15分くらいでいけるManmohan memorial hospitalへ。



行ってみるとかなりこじんまりした病院。ドアなどは開け放たれてて開放的なところだ。。



とにかく分からないことばかりなのでやってみるしかない!



ちょっとツラそうな顔して受付っぽいとこに行き、「初めて来たんですが、胃痛と咳がひどいので診てもらえますか?」と言うと、


受付のお姉さんは「オッケー。そこのドア出てまっすぐのとこに行ってみて」



言われた通りに進むと"Emergency"と書かれた部屋にたどり着いた。まぁそうか、緊急患者なのかおれは。



中に入ると医者とナースがたくさん居て、話したりスマホ触ってたり自由に過ごしてる。


「すみません、胃痛と咳がひどいので来ました」



そういうとすぐに医者っぽい人が近寄ってきて、丁寧な英語で詳しい症状を聞いてくれた。痛みの具合とかうまく伝えられなかったけど、分かりやすく聞いてくれたのですぐに安心した。



簡単な問診が終わると、助手っぽい人が2人来て、素早く血圧・体温を測ってくれた。



その後、医者の先生が「この後〇〇と××の検査するけど大丈夫か?」的なことを言ってきたが、全く専門用語が分からない。。



きっとこれはかなり重要な部分だから適当にオッケーオッケーと言ってはいけない気がした。



聞き直しても分からないので、スマホの翻訳で打ち込んでもらうことに。

"blood investigation and chest xray"

と打ち込んでくれた。


血液検査とレントゲンか!



「オッケー!お願いします。あと、聞いてなかったのですが、日本のクレジットカードの保険を使いたいのですが、キャッシュレスで出来ますか?」と念のため聞いてみた。



先生「うちの病院はキャッシュレスシステムがないから、悪いけど一度立て替えてその後請求するような方法が出来るか?」



「そうですか、、出来るか一度調べてみるからWiFi貸してください!」


とWiFi繋いで調べてみると、診断にかかった費用の明細入りの領収書と診断書があれば請求が出来ることが分かった。



先生に領収書と診断書がもらえることを確認して検査を続けてもらうことにした。



検査前に先に支払いをするということで、近くのATMへ行ってお金を用意した。


血液検査もレントゲンもやり方はほとんど日本と変わらない。採血をする担当が不慣れそうで、採血した血を僕の服の上にこぼしかけたのには焦った。笑



それから尿検査をして全部の検査が終了。



血液検査と尿検査の結果は少し時間がかかるから3時間後にもう一度来るように言われた。



レントゲンは先生が窓際で太陽光に当てながらざっと見て、別に大丈夫だなぁ的な顔をしてる。



もうちょいちゃんと見て!笑



この段階で処方する薬などはすべて決まったようで、病院の敷地内にある薬局で薬を買うように言われた。



血液検査と尿検査の結果は関係ないのだろうか。。



あとなぜかレントゲンの写真も封筒に入れて渡された。


薬の飲み方は薬局の人が詳しく教えてくれた。食前・食後・眠前など5種類。どの薬が何の作用の薬かはもはや分からなかったけどとにかく6日間飲み続けろとのことだ。



一度宿に帰って3時間経ったのでまた病院へ向かう。

血液検査と尿検査の数値の詳細が書いた紙を見ながら、どれも異常値は出てないから大丈夫だ!と言われた。



あとは診断書はこれだから渡すねと英語で書いた診断書をくれた。※あとで調べると僕のクレカ保険は10万円以下の場合診断書は不要だった。



「ということだから薬飲んでたら治るよ!何か質問ある?」


と最後に言われたので、


「このさっき渡されたレントゲンは…」


「それは君のだ。持って帰りなさい。」



謎の自分のレントゲン持ち帰りスタイル!!笑



いらんし!捨てにくいし!異常なかったから記念にもならんし!!笑



今もバックパックの奥底に眠ってます。笑




という一連の流れで海外初診察が無事終わった。



費用は意外と安く、薬代も入れて約7000円。ネパールは安い国だったんだなきっと。

これが先進国だとキャッシュレスでないと大変なケースも出てくるかもしれない。

保険請求は日本に帰ってからゆっくりカード会社に電話して進められるよう。

長期で数ヶ月間日本に帰らない予定の方は、日本にいる方に頼んで一度カード会社に連絡だけ入れておいてもらう方がいいかも。



体調の方も薬を飲み始めるとすぐに胃痛がなくなり、咳も数日で引いてきた。

やっぱり海外の病気はたとえ風邪でも現地の薬が1番効く。



今回の胃痛はたぶんインドのスパイシーすぎる食べ物たちに胃が負けた気がする。



トゥーマッチ、スパイシー!!!!



長期間インド旅をする方はスパイシー地獄に飲み込まれないようご注意ください。



以上、保険を使って海外で病院に行ってみたでした。



Trip date : 2018.7.12

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Kohei Yuri

1988年生まれ / 京都
趣味はつりとごるふとびーる。あとワクワクすること。​

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