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カトマンズからブータンとの国境街インドジャイガオンへ大移動

  • 執筆者の写真: Kohei
    Kohei
  • 2018年9月30日
  • 読了時間: 6分



完全に療養場所となったカトマンズからついに移動!

1日かけてブータンとの国境街、インドのジャイガオン という街を目指す。



まずカトマンズの空港、トリブバン国際空港へタクシーで向かう。

飛行機に乗ってネパール最東部のパドラプール空港まで45分のフライト。


乗り込んだのはYETI Airlines、訳して雪男航空。超小型飛行機。



30人ほどが定員で座席は左右1列と2列。頭上の物入れもなく、CAさんもひとり。今まで乗った飛行機で最も小さい飛行機だった。



それにしても雪男航空とは、ヒマラヤ山脈を擁するネパールらしい名前の航空会社だ。



実はネパールの国内線は山が多いこともあり、天候悪化したり視界不良やらなんやらで着陸が難しく、過去に事故もよく発生したとか。


もしも墜落でもしたら雪男のせいにでもするのだろうか。多少ビビりながら、でもおもしろ半分で雪男航空を選んだ自分がいた。笑



もちろん乗った感想は非常に快適な45分でした!



で、バスじゃなくわざわざ高いお金を出して飛行機乗ったのには訳があって、カトマンズからパドラプールへ向かう途中に天気が良ければあの世界一高い山エベレストが見れるのだ。



ネパールに来る観光客の目的で1番多いのがエベレストに代表されるヒマラヤ山脈を見ること。世界の高い山ランキングトップ10のうち8つがこのネパールにある。


でも残念ながら雨季の時期には曇ってしまい、カトマンズやポカラといった主要都市からはほとんど見えなくなる。



それならば空から近づいて見ればいい!と調べてみると、実際に見れたというネット情報があったので今回飛行機移動にしてみたのだ。



結果は・・・




雲めぇぇ!!!!



くもぉぉぉぉ!!



もくもくの雲で見れませんでした。

残念。。



飛行機の席も「山側の窓の席にして~お願い!」ってチェックインで頼んで抜かりなかったのになぁ。

これが運が良ければ見える時もあるみたいです。



あと、マウンテンフライトっていうツアーがカトマンズのそこかしこで募集してて、それは山を見るためだけのフライトを1時間ちょっとしてくれるツアーで人気らしい。これが200USドル。高い。



移動も兼ねて今回その半値の100ドルでチャレンジしたが残念でした。


またネパールはベストシーズンに来て、雄大な山々をこの目で見てみたいな!



さてさて、パドラプールに着いたら次はネパールの国境街カーカルビッタまで中型タクシーで向かう。2人シェアで500ルピー。


カーカルビッタのイミグレ近くで降ろしてもらい、ネパールの出国手続きを。特に問題もなくスムーズに手続き終了!



その後、いよいよ国境を越えてインドに入るのだが、ここの国境の橋が長いので50ルピー払ってサイクルリキシャーに乗る。



初の陸路での国境越え~!ちょっと感動した!橋の上で無駄にいぇーーいとか言ってた気がする。笑


またしてもインドに帰ってきてしまった。ただいま。



インド側の街の名はパニタンキ。リキシャーのおっちゃんにインド側のイミグレ前で降ろしてもらって、次はインドの入国手続き。インド側もビザを持ってたのでスムーズに手続きをしてくれた。



イミグレ出たところで、さてバス乗り場の場所が分からんから誰かに聞かないとな~と思ってたら、いつのまにか知らんおっさん登場。



ラッキーと思うや否や「どこに行くんだ?バスか?」と聞いてきてくれた。


事前にネットで調べた情報だと、一度シリグリという交通の分岐点みたいなとこまで行って乗り換えてジャイガオンに行くルートしか見つからなかった。

バス移動の時間も読めなかったので無理せずシリグリで一泊した後、次の日にジャイガオンの予定にしていた。



そのおっちゃんに「シリグリ行って、そこからジャイガオン行く!」って伝えると「それならここからダイレクトで行くジープがあるよ!それに乗りな!」とまさかの最短ルート教えてくれた!ナイスだおっちゃん!



「それでネパールのお金の両替はするのか?」と唐突に両替の話し出したと思ったら、このおっちゃん両替屋の人だった。こんな良い情報くれたんならむしろお金払いたいぐらい!ここでネパールルピーを全部インドルピーに替えてもらった。



ジープ乗り場は歩いて10分くらい。詳しい場所はちょっと忘れてしまった。。イミグレ出て右行ってまた右行って左奥!ブログ見てくれてる方の参考にならずすみません。笑


ちょっとした広場みたいなとこにジープが数台停まってるところが乗り場。

これがジープ。



人数が集まり次第出発みたいな感じだったので目の前の食堂で久しぶりのインドのカレーで腹を満たす。

トゥーマッチスパイシーでやられた胃痛に懲りてない。笑



なんかなかなか集まらない雰囲気で1時間くらい待ってたら、急に慌ただしくなって行くぞ!乗れ!みたいな空気になったので急いで車に乗り込む。



もしかして1人かな~とか思ってたら、ひとり増え、ふたり増え、5人集まった。



ん?



助手席と後部座席3人の4人定員ちゃう?



と思ってたら子ども2人はトランクに乗り込んだ。なるほど。



そこから老夫婦が2人さらにやってきた。これで7人。



トランクは2人で限界。



え、これどうやって乗るん?って顔してたら、みんな有無を言わず、これしかないだろ!って感じで後部座席に4人並んで座って無理やりドアを閉める!


・・・


後部座席に大人4人



みんなガタイしっかり



完全にドアとドアに挟まれる4つの骨盤



肩は前後にひねるスタイル


・・・



えーと、これで3~4時間ですか?

正気ですか?笑




さすがに後部座席のみんな「まじかよ」って顔になってて、むしろ笑えてきた。


老夫婦絶対無理やんこれ。笑



絶対運転手のオーバーブッキングかお金に目が眩んだかどっちかや!運転手は知らん顔して「出発しまーす」みたいなこと言ってる。笑



状況がカオスすぎたけど、そっかおれはインドに帰ってきたんだな。すべてを受け入れるんだ。と思うと心が軽くなった。体はガチガチやけどな!!



結局ほんまにそのまま、時に体が一番小さい僕が腰を浮かしたり横向いたりして1時間半。

残りの1時間半はおじいちゃんとトランクの子どもをトレードする作戦で3時間をしのいだ。。。



ハード過ぎていくらで乗ったか忘れてしまった。1人300ルピーくらいやったかなぁ。

そんなこんなでジャイガオンに着いたのが19時くらい。


宿予約してなかったけど、目星をつけてた宿に空きがあったので無事泊まるところも確保出来た。



カトマンズの宿を出発してから約12時間。無事、陸路国境越えと大移動を終えたのであった。



そして、


この日の宿は地獄だった。



エアコンなしファンのみの部屋。



暑い

ファンつける

うるさすぎて絶対寝れへん

ファン切る

暑すぎて寝れへん


のループに加えて、やっと寝付いた夜中2時物音で目覚める。



上の部屋から壁をドラムのようにリズミカルに叩き続ける音が止まらない。



様子を見に上の階に行ってみる。



ある一室の前に大量のスリッパ。中から聞こえる例のドラムに合わせて大人数で何かを熱唱。



なんやなんや、儀式か?儀式なんか?



なんの変哲もない日の夜中2時に儀式

寝れない

宿のフロントに向かう

フロント夜間終了中

部屋戻る

ゴキブリ出る

もう寝ない!!!



これもインド。すべて受け入れなければ。


こうしてインドでの精神修行は続く。



Trip date : 2018.7.15

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Kohei Yuri

1988年生まれ / 京都
趣味はつりとごるふとびーる。あとワクワクすること。​

​この旅を通じて”自分らしさ”を見つけ、

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