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カラダのことは気にするな!ガンジス川沐浴!

  • 執筆者の写真: Kohei
    Kohei
  • 2018年7月31日
  • 読了時間: 5分

さてカオスな街、インド・バラナシでの続きです!




2日目の朝。屋上に作られた小型ファンのみの4人部屋の寝苦しさにうなされながら目覚めた。



朝5時集合でガンジス川の日の出ボートツアーへ出発!


夏の日の出は早い。5時の時点ですでに空はうすら青い。宿から川までは徒歩10分。急いで向かおう。


川についてボートに乗り込む。ちょうど空が赤く染まる良い時間だった。



ボートは1時間ほど、ゆっくり川を北に南に進んでくれ、ヒンドゥー教の人々が川で沐浴する様子や準備中の火葬場を川の上から見せてくれた。






ガンジス川はヒンドゥー教徒にとって最も特別な場所のひとつ。いわゆる聖地。

そのガンジス川で沐浴することは彼らにとって大きな幸福を意味し、また死んだ際に川の火葬場で焼き、遺灰を川に流すことで最高の人生を送れたこととされる。生と死、その両方をガンジス川で過ごすことが彼らにとって大変幸福なことなのだ。だからインド中から人が集い、毎日代わる代わるガンジス川に浸りにくるのだ。




正直そんな川だから汚い。めちゃめちゃ汚い。遺灰が流れる他に、沐浴で体を洗い、洗濯をし、生活排水も流される。燃やす条件に合わない遺体(子供・妊婦・僧侶・動物)はそのままの姿で流すか沈める。



はー考えるほどにほんと汚い。





そんなヤバイ川に入ってきました!笑



Don't think! Feeeel!!笑



バックパッカーとしての義務感なのか、自分を納得させるためなのか。とにかく入る以外の選択肢が僕の心にはなかった!というか入るためにこの場所に来たのだ!

とっとと入るぞ!!




川に入るための階段をガートと呼び、このバラナシの流域には50以上のガートがある。その中で比較的ガチな人たちがいない、フレンドリーな雰囲気のガートを選んで入ることにした。笑

ふざけててガチな人に怒られたらイヤなので。笑



日本人4人で行って、2人は入らないというので荷物番と写真を任せられた。ラッキー!

最初は恐る恐る足から入っていく。冷たくないちょうどいい、気持ち良い温度。意外と水の濁りも少ない(と思いたい)。



そのまま少し深場まで歩き、胸までの高さまできた。



よしいくぞ。



健康になりますように。というか健康を崩しませんように!とお願いしながら、顔まで一気に浸かる。





10回顔まで浸かって沐浴完了!ぷはー!夢叶った!!




その後はあまりに気持ち良かったので、地元のインド人と戯れたり、ゴープロがガンジス川の汚さに耐えうるかチェックしたりしてたら知らん間に30分くらい浸かってた。笑




入った直後の感想は、なんか宿った気がした!明日にでもまた入りたい!でした。笑



その後大きく体調崩すでもなく元気だったので良かった。



沐浴されたい方は、手ぶらで行ってすぐにシャワー浴びれるよう、ガンジス川の徒歩圏内に宿を取るのをオススメします!




ビッグイベントを終えたこの日の残りの記憶がない。笑



たぶんゆっくり体を休めて、ダンジョンのような小道を歩き回って、、そうだ、夜ワールドカップ日本戦を日本人宿で集まってみる…予定だったのだが。。


WiFiが弱すぎてネット放送に繋がらない!


これが楽しみで日本人宿に来たのに!とがっかり。



おもむろにケイスケがネットニュースの試合経過をみんなのために読み始めた。


「日本の攻撃、左サイドに大きく出たボールを長友が持ち上がり中央へ。宇佐美が合わせるもゴールを捉えられず…」



するとみんなで目をつぶってイメージしようぜ!!と言い出した人がいて、ケイスケが読む結果を8人くらいでひたすらイメージする。イメージの中で日本代表がプレーをする→惜しいプレーに「あ~惜しい!!」と歓声があがる→ピンチになる「川島!頼む!よしゃ!」と安堵する



なにこれめちゃおもろいやん。笑



そのあとは「よっしゃ指で試合やってみるわ!」とか言い出した人らのナゾの指サッカー観戦したりして、観れなくても全力で楽しんで日本を応援した!想像は人を超える!笑



後半直後、1人のスマホが映像に繋がり、結果スマホにみんな群がりリアルの試合を楽しんだ。バカな遊びで楽しめる仲間がいて良かったなぁ。





そういえば書いてなかったけど、バラナシにはおいしいラッシー屋さんがいくつもある。

インド料理屋で頼むラッシーとは少し違う、デザート感覚のラッシーが激ウマ!



果物嫌いでも食べれちゃうおススメスイーツです!3日連続で食べてしまった。





バラナシ最終日。



午前中はガンジス川の火葬場を見に行った。


この火葬場では実際に亡くなった方がインド中から運ばれてきて、24時間ほぼ絶え間なく焼かれている。家族が見守っていることが多いが、一般観光客も写真さえ取らなければ近くで見ることが出来る。



何も包み隠さず、人が薪の上に置かれ、焼かれていく様を炎の暑さで汗だくになりながら見守った。


これがこの国の文化であり、人々が望む最期なのである。



自分も頂いた生を精一杯生き抜き、生きた価値を残してかっこよく死んでいきたいものだ。

まだまだやりたいことはいっぱいある。そう心で思った。




この日も移動は寝台列車。次の街アーグラーまで。



そういえばこれも書き忘れていた。バラナシ2日目にアーグラーまでは寝台バスで行ってみようということになり、バスの予約にチャレンジしていた。



歩けど訪ねどなかなかバス会社が見つからず。。ようやく見つかってACバスを1人2500ルピーで予約して宿に帰った。途中で出会ったインド人にその話をすると、「そのバスはネットで見ると1000ルピーだしエアコンもついてないやつだよ」という。「しかもバスチケットももらってないの?それ絶対ぼったくりだよ。最悪明日バス停行ってもバスないよ」



なにぃぃぃぃ!!!



やられた!!!




再びその日のうちにバスチケット買った旅行代理店に行って、日本人3人で(ほとんどケイスケに任せたけど)騒ぎ散らかしてチケットキャンセルしてもらった。


誰が正解か今になっても分からないけど、ネットで調べる限り危ないところだった。



学んだことは、チケットの値段はネットで先に調べる。チケットは発行してもらってその場でもらう。



その後は、運良く乗りたい日の寝台列車が予約空いてたのでそちらを取り直し、予定通りアーグラーに向かうこととなった。





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※ブログ村のランキング参加一旦休止します※


更新が少なすぎるのと、ポイント加算エラーが直らないため。


いつもリターンしてくださってた方々本当にありがとうございます。いつも確認してました。

また再開出来そうなら再開しようと思います。

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Kohei Yuri

1988年生まれ / 京都
趣味はつりとごるふとびーる。あとワクワクすること。​

​この旅を通じて”自分らしさ”を見つけ、

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