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世界遺産タージマハルの街 アーグラーへ

  • 執筆者の写真: Kohei
    Kohei
  • 2018年8月4日
  • 読了時間: 4分


バラナシで3日過ごした後、僕は寝台列車に乗り次の街アーグラーを目指した。



今回の寝台列車はチケットが空いてなかったので前回よりもグレードアップした2A。2段ベッドのエアコン付き。3段から2段になるだけで快適さがずいぶん違ってくる。



僕らが乗る列車はインドの南の方からかれこれ2日間走ってきた列車。例のごとくアプリで調べてると2時間ほど遅れている。



遅れてる分、宿で快適に過ごしてから駅に向かった。


駅に着いてアプリを見るとさらに遅れが拡大。あまりに駅のホームでやることがないので周りで待ってる子どもたちと自然と遊んで過ごした。汗だくになるまで子どもと遊んだのは久しぶり。こういう時は言葉なんかなくても十分。




結局3時間半遅れで列車は到着。

早々に寝る準備をしてみんなすぐに就寝。




そんな寝静まった夜中2時・・・事件は起きた。



スペースがないからと僕らの席のスペースに荷物を置いてたインド人が、「自分の荷物がなくなった!」と騒ぎ出したのだ。



いや、知らんし!夜中2時やしなんなんー!



自分で置いといてなくなるとか。。



でも疑われたりしてもいややし状況話聞いて、そしたら一緒に旅してるふくちゃんが「結構最初の方に誰か持っていったの見た」と証言が入り、最終的に警察まできてちょっとした騒ぎになった。



ま、でもそれ以上分かることもないのでみんな寝ることにした。


翌朝カバンなくなった人と同席してたおっちゃんに「どうなった?」って聞いたら、おっちゃんすごい面持ちで話始めた。




「あれから、警察と本人が座席ひとつひとつ調べてカバンを探した。そしたら他の座席の下で荷物が見つかったんだ。なんと、なくした本人自らカバンをそこに移動させたのをすっかり忘れていたんだ。その後、彼と警察はお互いを責めあったんだ。」




なんの話やねん!笑




同席のおっちゃん寝不足で目真っ赤にしながら付き合ったのにかわいそうに…


真夜中のカバン盗難事件は、ただのカバン移動お忘れ事件で解決した。



ただじゃ過ごさせてくれないインド、最高!笑




そんなときはこいつに癒してもらおう。



アーグラーの牛はのんびりしてます。





さ、小話はこんなとこで旅の続きを!



アーグラー初日は本場のボリウッドを観るために映画館へ。



インドの有名な俳優の自伝を描いたSANJUという映画を選んだ。

後からインド人に聞くと相当有名な俳優で待望の映画リリースだったよう!




インド映画は途中で踊り出したり紙吹雪投げたりとにかくすごい!っていう情報だけ入手してた。SANJUはそんな雰囲気の映画じゃなかったからなかったけど、観客が大声で笑ってたり、映画の半分のところでトイレ休憩があったりと雰囲気は楽しめた!



ただヒンドゥー語まったく分からずほとんど寝てたけど。笑




翌日、楽しみにしてた世界遺産のタージマハルへ。


早起きして早朝の人の少ない時間を狙う。


タージマハルに来るのは実は2回目やけど、いつ見ても美しい!どこからどう見ても美しい!本当に来る価値のある世界遺産!



ここタージマハルはムガル帝国皇帝のシャー・ジャハーンが愛する妻のために建てたお墓。総大理石で出来てる。

どこを切り取ってもステキすぎて言うことがない。







写真撮影大会なんかしてみっちり楽しんだ後は、アーグラーフォートに行ったり、



その辺のおばちゃんと写真撮ったり、




仲良くなったトゥクトゥクドライバーにトゥクトゥク運転させてもらったりした。




晴れて僕もトゥクトゥクドライバー。ギアチェンジむず過ぎて一切出来ひんかったけど。笑



時間があったのでドライバーのおススメお土産屋さんに行くことに。


でも僕らは知っている。だいたいの場合はこのお土産屋で高額の布やらカーペットを買わされることを。



そこでドライバーに聞いてみた。


これは連れて行ったら君はマージンがもらえるの?


正直なドライバーは答える。


そうだよ。買わなくても連れて行けば20ルピーもらえるんだ。



それなら分かった。こっちはヒマだから付き合う。買わないけど。だから好きなだけマージンで稼ぎな!その代わりトゥクトゥク代安くして!笑



まさかお土産屋さんもこっちが結託してるとは思うまい。笑


こうして5件くらい回ったかなぁ。ドライバーの小金稼ぎに付き合った。笑

なんてヒマな日本人なんだ。アホなことしたなぁ楽しかったけど。笑



その後はまだ時間があったので近くの床屋でヒゲを整えてもらった。

別の記事で書いた分!



宿に戻ると共有スペースでインド人から「新しいボードゲーム届いたからやろう!」と誘われた。



なんかコインを指で弾いて四隅に入れるゲーム。ルール的にはビリヤードの指版。


これが白熱して言葉は分からないけど、インド人と仲良くなれた。異国の人と大笑いして過ごす時間は最高だ。何より笑顔に溢れる時間はいつだっていい。楽しい夜を過ごした。



アーグラーの滞在はこの2日。


足早に次はインドの首都デリーへと向かう。



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Kohei Yuri

1988年生まれ / 京都
趣味はつりとごるふとびーる。あとワクワクすること。​

​この旅を通じて”自分らしさ”を見つけ、

​このサイトを通じて”ハッピー”を創り出していきたい。

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