生きてて良かった。
そんな気持ちになることはどんな時だろう。
今までで何度あっただろう。
ふと考える。
何かを達成したとき。
夢が叶ったとき。
そして誰かに祝福されたとき。
今日30歳の誕生日を迎えた。
日本から遠く離れたメキシコで。
嬉しいことに色んな人からお祝いのメッセージをもらった。
昔からの友達も、疎遠だった人も、知り合ったばかりの人も。
生きてて良かったなと心から思った。
自分なりの今までの人生の歩み方で偶然にも出会った人たち。
歳をとること、そしてお祝いをすることは幸せなことだなぁ。
今メキシコでは死者の日という、亡くなった人に想いを馳せて、明るくお祭りとして祝う祭の真っ只中だ。
生きること、そして生きていた、ということは幸せなこと。
素晴らしいお祭りだなと思う。
今旅をしていて思う。
自分は自由な生き方をしてる。
自分次第で明日が決まっていく毎日。
明日泊まるところも、明日の居場所も自分の意志で決めなければない。
そして行きたいところに行ってやりたいことをする。
生きてるな、と実感する。
そして、すごい絶景に出会ったときには、生きてて良かったなという気持ちが心から湧き出てくる。
社会に身を置くことは、同時にその流れに飲まれたならば生かされてしまう。
流れに飲まれないように、自分らしさを見失わないように、やりたいこと、夢を実現できるように、生きなければいけない。
この旅が終われば、やりたいことを持ち、夢を掲げて、出来るだけ自らの意志で生きたい、そうありたいと思った。
最後に。
立派な体、立派な心、そしてまっすぐな道に育ててくれた両親、家族に感謝したい。
今まで出会って、色んなことを教えてくれたり、気付かずうちに影響を与えてくれたすべての人に感謝したい。
自分以外の誰かがいて、初めて自分がいる。
自分ひとりでは生きられない。
今の自分はない。
ありがとう。
この先も自分らしく、前に進み、自分の人生を楽しみきる。
2018.10.28